2004年08月21日

アッシュールバニパルの焔の由来

[小説]
[作者]  新熊 昇
[執筆年] 

STORY

 古代アッシリア王国は、魔道師である王兄、マシュ・シュム・ウキンの謀反により壊滅の危機にあった。
 絶大なる魔力を誇るウキン公は、魔物を呼び寄せて、王国を攻め立てたのだ。
 日増しに悪化の一途を辿る戦況の中、アブドゥル・アルハザードと名乗る、異境から来た魔道師が現れた。
 彼は、首尾良く、敵軍の魔物を退け、それにより戦いはアッシリア王国の勝利に終わった。
 自らの手柄に対する報酬は何もいらないという、アルハザードの真の目的とは…?
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2004年07月31日

妖神グルメ

[小説]
[作者]  菊地秀行
[執筆年] 1984年

STORY

 妖神クトゥルーは、限りなく飢えていた。

 「このままでは、星辰の位置が定まっても、復活は危ぶまれる。」
 来るべき復活の時を目前として、クトゥルーに仕える下僕たちは焦った。そして彼らが目をつけたのは、若き天才料理人、内原富手夫の作り出すイカモノ料理だった。

 クトゥルーの復活と、世界の運命はどうなるのか?


 そもそも、邪神クトゥルーが空腹で動けなくなるということ自体、ぶっとんだアイディアなのだが、作品中では、そのアイディアが見事に生かされている。
 また、物語の中には、アーミティッジ博士マーシュアルハズレッドといった、クトゥルー神話ファンにはおなじみの人物が次々と出てくる。
 ダゴン対原子力空母のシーンや、クトゥルーヨグ=ソトト、CIAの三つ巴の戦いが面白く読める。

 菊地 秀行氏の書いた、クトゥルー神話作品は、他に「YIG」などがある
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2004年07月27日

おどり喰い

Eat Us
[小説]
[作者]  山田正紀
[執筆年] 2002年
[収録]  秘神界 −歴史編−(創元推理文庫) ISBN4-488-59501-4

 太平洋戦争最中の神戸を舞台とした神話作品。
 ラヴクラフト風に、一人称の語り口で、主人公の思い出という形でストーリーが進んでいく。

 作品中に現れるキーワードは、クスルウー、クトゥルー、ク・リトル・リトル、死霊秘法、マグナム・イノミナンダム、シャブ=ニグラースなど。
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2004年07月18日

ALICIA・Y

[漫画]
[著者] 後藤 寿庵
[初版] 1994年 4月30日
 → 【書籍】ALICIA・Y
 結構、本格的なクトゥルー神話コミック。ファンならぜひ手に入れておきたいところだが、絶版っぽい。

 どこかに連載されていたらしいが、知っている人はコメントください。
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2004年07月11日

二重螺旋の悪魔

[著者]梅原 克文
[初出]SF同人誌「宇宙塵」188号、189号掲載「二重ラセンの悪魔」を元に書き下ろし
→ 二重螺旋の悪魔

STORY

 かつて、この地球を支配した<旧支配者>が<旧神>によって封印された場所は、南太平洋の深海でも、遥か遠い星の湖の底でもなく、人間の遺伝子の中だった!
 バイオ・テクノロジーの研究者である主人公、深尾 直樹は研究の過程で、封印されていた<旧支配者>を現代に蘇らせてしまう。事件をきっかけとして、戦いに巻き込まれていく深尾・・・。地上に溢れ出す<旧支配者>とハイテク武装した人類との戦いの行方は?そして、謎の<旧神>の真の目的とは?


本作品を「クトゥルー神話」として位置づけるべきかどうかは非常に微妙なところだが、読み物としては文句無しに面白い。
 <旧支配者>が封印されているのは、人間のDNAの中の「イントロン」という部分であるという斬新な発想の元、豊富な科学的データを土台としてストーリーが組み立てられている。お薦めの作品である。
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2004年07月01日

ファルコン岬の漁師

The Fisherman of Falcon Point
[小説]
[作者]  ラヴクラフト&ダーレス
[執筆年] ????年
[邦訳]  クトゥルー10(青心社文庫) ISBN4-87892-129-3

 ダーレスが執筆したインスマス物語の一つ。
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2004年06月28日

パンの大神

The Great God Pan
[小説]
[作者]  アーサー・マッケン
[執筆年] 1890年
[邦訳]  怪奇小説傑作集1(創元推理文庫) ISBN4-488-50101-X

 脳の手術を受けた少女メリーが、パンの大神と通じて女の子を産み落とした。ヘレンと名づけられた彼女が、男を次々と淫楽の虜にして死に追いやる話。
 H.P.ラヴクラフトの小説「ダンウィッチの怪」の中でアーミティッジ博士が、この小説について言及している。
 ちなみに、Pan とは、パニック(panic) の語源である。
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2004年06月24日

ダンウィッチの怪

The Dunwich Horror
[小説]
[作者]  H.P.ラヴクラフト
[執筆年] 1928年
[邦訳]  ラヴクラフト全集5 (創元推理文庫) 4488523056
      怪奇小説傑作集3(創元推理文庫) 4488501036
      世界こわい話ふしぎな話傑作集4(金の星社) 4323006543

 邪神、魔導書、退廃した一族、そして世間から隔離された土地といった、クトゥルー神話を形成する重要な要素が全て盛り込まれている。
 1970年にダニエル・ハラーによって映画化されている。
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2004年06月20日

クトゥルー・オペラ

[著者]風見 潤

 → 【書籍】クトゥルー・オペラ

 全宇宙を魔王アザトートの思念が駆け巡った。

「その星を、いま一度、この手に」

 それに呼応して、宇宙のさまざまな場所で、邪悪なものが蠢きはじめた。遠い昔、善神との戦いに破れて封印されていた邪神たちが目覚め始めたのだった。

 1997年、邪神の目覚めと共に、地球では不気味な事件が相次いで起こっていた。
 邪神を迎え撃つのは、世界各地に散らばった7組の双子のエスパー少年、少女。彼らは、地球を救えるのか!?


 クトゥルー神話をスペース・オペラ風に仕上げてしまった作品。
 ラヴクラフト風というより、思いっきり、ダーレス流の作品である。
 初版が昭和55年(!)となっているので、今から見ると、出てくる科学兵器などは、ちゃちに見えなくもないが、主人公である少年、少女たちが、自らの限られた超能力を駆使して邪神に戦いを挑む部分は、面白く読める。
 物語の最後では、世界各地の神話の中の神々(あくまでも、この作品の中のね)の正体も明らかになるのだ。
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魔境遊撃隊

[著者]栗本 薫
[初出]「野生時代」1984年 6月号

 → 【書籍】魔境遊撃隊
 → 【書籍】魔境遊撃隊―ナイルの呼び声

STORY
 かけだし作家の栗本 薫は、ひょんな事から、奇妙な探検隊の一員にされてしまう。目指す島は南太平洋の小さな島、セント・ジョゼフ島。
 巨石遺跡のあるこの島で、奇妙なことが続く中、恐竜目撃の話が伝わってくる・・・。

 一行を率いる、絶世の美少年、印南 薫は一体、何者なのか?そして、島の美少女メナの正体は?
 謎の教団、月十字教団とは?

 冒険と怪奇の織り成す、幻想の世界!


 『魔界水滸伝』の作者、栗本 薫の書いたクトゥルー神話作品。
 超古代文明の謎や、怪しげな教団などとの絡みが、非常に面白く読める。
人間と邪神の妙な関わり合いも無く(人間が、邪神に対して非常に無力な存在として描かれている!)、『魔界水滸伝』に比べて、とっても「クトゥルー」な作品である。
 また、作品中には作者の大作「グイン・サーガ」と繋がっている部分もあり、クトゥルー神話フリーク、栗本 薫ファン、共に必読の作品といえる。
 魔界水滸伝の作者、栗本薫が描くクトゥルー神話。作品中にはヨグ=ソトホースが現れる。
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2004年06月19日

魔界水滸伝

[著者]栗本 薫
[初出]「野生時代」1981年 9月号

→ 【書籍】魔界水滸伝
→ 【書籍】魔界水滸伝 アドベンチャー・ゲームブック

STORY
 平凡な大学生、伊吹涼が一人の女性に声を掛けられた。それが悪夢の時代の幕開けになるのだった・・・。
 現在では伝説、民話の中でしか、その存在を認められない妖怪たちとクトゥルーの邪神の大戦争が今始まる!


 本作品は、日本のクトゥルー神話を代表するといってもよい作品である。クトゥルーの邪神、日本古来の先住民族である妖怪達、そして人類。三つ巴の戦いが繰り広げられる、スケールの大きな作品である。その中で、安西雄介をはじめ、加賀四郎、相模忍、カメレオン、カミンスキー少佐など、魅力溢れる登場人物が活躍している。日本のクトゥルー・ファンの中には、この作品によって、初めてクトゥルー神話を知った人も多いだろう。
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クトゥルーの呼び声

The Call of Cthulhu
[小説]
[作者]  H.P.ラヴクラフト
[執筆年] 1926年
[邦訳]  ラヴクラフト全集2(創元推理文庫) ISBN4-488-52302-1
      クトゥルー1(青心社)         ISBN4-915333-50-7
      夢魔の書(学研ホラーノベルズ)   ISBN4-05-400632-9

 クトゥルー神話の原点とも呼べる作品。
 邪神クトゥルー復活の恐怖を描く。
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銀の鍵

The Silver Key
[小説]
[作者]  H.P.ラヴクラフト
[執筆年] 1926年
[邦訳]  ラヴクラフト全集6(創元推理文庫) ISBN4-488-52306-4

 1926年 7月に執筆され、「ウィアード・テイルズ」1929年 1月号に発表された。

 ランドルフ・カーターを主人公とする作品の一つ。
 主人公カーターは、ラヴクラフトの分身とも言える存在であり、作品の前半で、冗長とも思われるほどのカーターの境遇、心情の説明がラヴクラフト自身の心の内を現していることは注目される。
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2004年06月16日

ギガントマキア1945

[小説]
[作者]  朝松 健
[執筆年] 1998年
[邦訳]  SFマガジン 1998年 9月号

 朝松 健の描くナチ・クトゥルー神話第5弾。

 アルゼンチンへ向かう途中のUボートが出会った海魔とボートが乗せている《伝説(サーガ)》氏との関係は?
posted by りじちょー at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 神話作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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